
残念なことに、危惧は現実となってしまいました。2年前(2002年5月)に、このページで指摘していた通り、物理的な原理を無視して、表面的な動きだけを安易に真似した勘違いな“日本式モーラー奏法”が、国内のあちこちで生み出されてしまっていたのです。
最近(※)K's MUSICに入校された生徒さんからだけでも、すでに3例の報告(下記参照)を受けています。 (※2004年2月時点)
今後も“新種”の報告があり次第、ここに追加していきますが、これらの勘違いな“日本式モーラー奏法”では、モーラー奏法本来の効果(高速フレーズ内の音色変化やアクセントプレイが容易になり、より音楽的な演奏が実現等々)が実感できないばかりか、かえってスピードやパワーが落ちて下手になったり、最悪の場合は身体に故障を招く原因にもなりかねません。どうぞ、ご注意下さい。






しゃっ骨の回転運動がないため、4分音符しか叩けなくなってしまう例。ポンタさんの「8の字スティックワーク」を誤解してしまうと、こうなるので要注意!! ポンタさんの奏法は、そんなに甘いものではありません!
■ケース2:フレンチグリップから、いきなりジャーマングリップでヒットしている“日本式モーラー奏法”






しゃっ骨を軸として前腕部が回転していないため、スピードばかりかパワーまでダウンしてしまう本末転倒な例。デイヴ・ウェックルの教則ビデオを誤解して練習すると、こうなるので要注意!!
■ケース3:手首→ヒジ→肩関節という順番で身体動作を行なう“日本式モーラー奏法”





ダンス要素の強いコースタイルのモーラー奏法を、そのまま安直にドラミングに応用しようとした例。手首をひねった際に、相当な負担がかかってしまうので要注意!!
ここに掲載しているのは、当スクールに入校された生徒さんから報告されたものだけです。実際にはもっと沢山の日本式モーラーが生み出されてしまっている危険性がありますので、くれぐれもご注意下さい!
※“日本式モーラー奏法”に関しては、新規生徒さんから“新種”の報告があり次第、ここに追加していきます。