41. フリーグリップシステム

(2003/12/17アップ。12/29動画を改良。2004/02/21書式を改良)

 多くのドラマーが一番、分析、研究しているのがグリップと言ってもいいほど、教則本や教則ビデオ、セミナー記事等で必ず触れられる項目となっています。前回までのショルダームーヴ奏法やボディショット等の胴体奏法よりも、グリップについて分析、研究している人の方が多いのではないでしょうか?

 そこで、今回は海外の超一流ドラマー達が共通して行う「フリーグリップシステム」について解説していきたいと思います。

この、フリーグリップシステムのキーワードは、手指にかかる「慣性力」です!!

■STEP1 支点・力点・作用点

 グリップのセミナー記事でもよく言われる「支点」という考え方がありますが、実際のところはどうなっているのでしょうか? まずは日本的グリップとフリーグリップシステムの支点・力点・作用点を比較してみましょう。

日本的グリップの、振りおろし中とショット時における手の形
日本的グリップ振りおろし中 日本的グリップショット時
日本的奏法では親指と人指し指を固定して、しっかりとした支点を作り、中指・薬指・小指で握りこむ動きが目立ちます。

フリーグリップの、振りおろし中とショット時における手の形
フリーグリップ振り下ろし中 フリーグリップショット時
フリーグリップシステムでは、通常は支点となるはずの親指と人指し指自体も動いているのが特徴です。

 「ホントかよ!?」と思ってしまった人も多いかもしれませんが、皆さんもすでに海外の超一流ドラマーのビデオ等で、目にしてるはずですよ!!

 それでは、実際に日本的グリップとフリーグリップのストロークを、次の動画でご覧下さい。特に注目して頂きたいのが、親指と人指し指(もしくは中指)の使い方の違いです。

動画:日本的グリップのストロークと
フリーグリップのストロークの違い

 いかがですか? 日本的グリップでは親指と人指し指を固定して、中指・薬指・小指で握りこむ動きが目立ちますが、フリーグリップシステムは支点となるはずの親指と人指し指自体も動いていますよね。ということは、親指と人指し指は支点ではないということになります。(この動きを、手首のスナップと勘違いしてしまっているセミナー記事や教則本をよく見かけます。また「小指でスティックを巻き込む」というようなグリップとも、フリーグリップは全く別物です。勘違いなさらずに読み進めて下さいね!)

日本的グリップとフリーグリップの「支点・力点・作用点」の違い
日本的グリップの場合
日本的グリップの支点・力点・作用点
フリーグリップの場合
フリーグリップの支点・力点・作用点
「親指と人差し指(もしくは中指)を支点」にというのは一般的によく言われている考え方です。 フリーグリップシステムには明確な支点は存在せず、慣性力によって支点位置は支点ゾーン内で刻々と変化します。

フリーグリップでは、主に印の関節が慣性力によって動くのが特徴です。

特に、親指の根元の関節が動くことが重要となります。

(注:×印は「親指の根元」ではありません!)
親指根元関節(手) 親指根元関節(骨)

 え!?と思われた方も多いのではないでしょうか? しかしこれは紛れもない事実なのです。

■STEP2 定形を持たないフリーグリップシステム

 どうしてこのような勘違いした日本のグリップが生まれてしまったのでしょうか?

 ではここで質問ですが、みなさんがビデオ等でグリップを確認する時、「どの瞬間で判断」していますか?

 「打面をヒットした瞬間」は見えにくいせいか(1コマが1/30秒のビデオ等では映像がブレてしまい、確認は不可能です)「振り上げた瞬間」や「スティックがリバウンドし終わった瞬間」を静止画にして、グリップを判断する人がほとんどではないですか?

 事実、セミナーや教則本等でも、この瞬間の見え方にもとづいて「誰それ風グリップ」というふうに解説されているのを、本当によく見かけます。

「実はここに大きな落とし穴があるのです」

 振り上げた瞬間やリバウンドし終わった瞬間のグリップで判断してしまうのは、そもそも「ワンモーションの中でグリップの形が変化しない」という思い込みがあるからではないでしょうか?

(ここで言う「グリップの変化」とは「叩く瞬間に握る」というような日本的奏法とは全く異なります)

ここで、この動画をご覧下さい

動画:脱力した腕を振ると
手の形は自然に変化する

 動画のように、完全脱力して腕を上下させると、腕を振り上げた時と振り下ろした時で、自然に手の形が変化します。(肘の屈伸を使ったり、自分で手首を動かしてしまうと、動画のようにはならないので、要注意!)これにスティックを添えると、最初の動画の後半部のような動きになるわけです。

 海外の超一流ドラマー達のグリップは、このように振り上げた時と振り下ろした時で変化する「フリーグリップシステム」が基本になっています。

 いくら静止画にしてグリップを確認しても、動きの中でグリップが変化するという発想がないかぎり、超一流ドラマー達のグリップ原理は見えてこないのです。
(ジェフ・ポーカロやヴィニー・カリウタなどのグリップが、スティックを握っているというよりも「指の先だけでつまんでいる」ように、または「手に吸いついている」ように見えたという方は、なかなかスルドイですよ!)

 実は彼らのグリップには、定まった支点箇所は一切ありません。なぜなら、明確な支点箇所を作ることはリバウンドの力を自身の指の力で妨げるばかりか、慣性力学の法則にも反するために、必ず力む結果となるからです。

 ヒットの際にスティックと手にかかる慣性モーメントを最大限利用するためには、ワンモーションの中でも(一打単位でさえ!)手の形は必ず変化する必要があるのです。

 物の道理として、支点を作ってある場所(打面)に力を加えると、その「反作用」で、支点にも「同じ力」が必ずはね返ってきます。ですから機械工学などでは支点箇所を増やして構造を複雑にしてまで「反作用によって起こる反発力を分散させる技術」が常識として使われています。

 高速でピストンが上下動する自動車等のエンジンでは、エンジン内部の支点個所が少なくなってしまうとパワーが上がりません。F1に代表されるスピードを競うレーシングカーでは、エンジンもサスペンションも支点個所を増やして慣性の影響を受けなくさせる技術が当然として使われています。

 しかし、パワーショベルのような支点個所が少ない機械は、ゆっくりと大きな力は出せても、素早く動かす事は絶対に不可能です。

 超一流ドラマー達は、スティックを振り上げた時と振り下ろした時で「支点箇所がそれぞれ異なり、持ち方(グリップ)まで変化」しています。つまり「その時々の振り幅やスピード」によって起こる慣性力だけに任せた支点移動を常に繰り返してスティッキングを行なっているわけです。(彼らがもし、明確な支点個所を設けてしまったら、実力の半分も発揮できないのは、物理上明らかです)

 そして、この特定の支点箇所を作らず、慣性力にまかせるグリップを行なう上で、最も重要となるのが「極端な脱力」です。通常は、いくら脱力といってもある程度の筋肉の緊張は必要だと考えられがちですが、フリーグリップでは「腕全体の重さ」も「パワーとして生かす」ため、ほんの少しの緊張もあってはならないのです。

5年以上も前の話になりますが、このレッスンを日本のトップスタジオドラマーに対して行った時
そのドラマーから
「今以上に脱力したら、スティックを持つことも出来ません!」
という言葉が飛び出したほどです。

(後に、この方が業界内にK's MUSICの話を広めて下さったおかげで、何人もの有名プロがK's MUSICに入校されました。大変感謝しております。)

 日本屈指のトップドラマーでさえ「これ以上の脱力なんて無理なんじゃないだろうか?」と最初は思ってしまうほどの脱力が必要になるのですよ!! ですから、みなさんがフリーグリップの有利性を生かしきるためには、想像を絶するくらいの脱力が必要かもしれませんね!

■STEP3 日本的グリップと、フリーグリップシステム

 もうお分かりだとは思いますが、脱力して腕を上げ下げした場合、振り下ろした時の指の形は伸びていますよね?

脱力した手 オープングリップ
フリーグリップシステムにおいては、ショットの瞬間は指が伸びているのが基本となります

 この「ショットの瞬間に指が伸びる」という感覚は、今まで日本的奏法で練習を積んで来てしまった人ほど、違和感を感じてしまうでしょう。なぜなら、日本的奏法は、叩く瞬間に「指を握る」もしくは、振り上げたままの指の形をキープして手首で叩く(日本的リバウンド奏法?)のが基本となっているからです。

 この事に代表されるように、フリーグリップと日本的グリップでは、共通点は全く存在しません。ですので、今からフリーグリップを習得しようという方は「全く別のグリップ」と、しっかり認識した上で練習する事をおすすめします。

Q.指を離すとスティックが飛んで行ってしまうのですが?

A.フリーグリップの練習段階では、スティックが飛んで行くのを何度も経験しながら、脱力の感覚を覚えていくのが有効です。(デイヴ・ウェックルも奏法改革後は「調子の良い時ほどスティックが飛んでいってしまう」と言っていますね)

ただし、スティックが飛ぶ方向に注意して下さい。従来の日本的奏法にみられる「ヒジの屈伸」主体のストロークで指を離すと、力が前方向にかかるため、スティックは前に飛んで行きますが、「フリーグリップ」に有効なギャザリングモーション等に見られる上下運動+回転運動の動きでは、スティックは下方向に飛んで行こうとします。

すると、下にはドラムの打面があるので「スティックが跳ね返って再び手の中に戻ってくる」のです。(実際には手からスティックが離れるわけではありませんが、完全脱力が身に付いてくると、こういうイメージになります)ですから、スティックが下方向に飛んで行くのはOKです。

ともあれ、グリップといえども、身体の動きと切り離して考えることは不可能です。フリーグリップをマスターするためには、ストロークを始めとする、身体動作全体を変える必要があります。

 以下、フリーグリップと、従来の日本的奏法の特徴を、箇条書きで挙げてみますので、練習する際の参考にして下さい。

フリーグリップシステム
■見た目の違い
●スティックを振り上げた時に指が曲がり、振り下ろした時に指が伸びるのが基本。
●振り上げた時と、振り下ろした時で、常に不定形にグリップが変化している。
●日本的グリップの支点である親指や人差し指(中指)等も常に動いている。

■利点
●明確な支点が存在しないため、力を必要としない。
●スティックの剛性コントロールが可能なため、遠近感のあるサウンド表現が可能。
●フロアタム等、張力の弱い楽器でも、大音圧でのルーディメンツが可能。
●ショット時の反動を、手の中にある全ての関節に分散するため、マメが出来たり腱鞘炎になったり等のダメージがない。

■欠点
●日本国内では、ポンタさん・山木秀夫さんと、K's MUSICのレッスン生以外でフリーグリップが出来る人が殆どいないため、身近には手本となるドラマーがいない!
●手に反動が伝わりづらく、ショットの「手ごたえ」が体感しずらいので、マスターするのが大変。
●筋肉を殆ど使わないので、筋肉の感覚を頼りに練習する事が出来ない。そのため習得には繊細な身体感覚が必要。
●日本的グリップでは支点とされている指も慣性力によって常に動き続けるため、極端な脱力が必要。脱力出来ていないと、まったく別のものになってしまう。
●スティックの振り幅が10cmや15cmでもフォルテシモの音圧・音量が出せてしまうため、見た目的には、パワーのないドラマーと勘違いされてしまうかも?
従来の日本的グリップ
■見た目の違い
●スティックを振り上げた時に指を伸ばし、そのまま振り下ろすか、振り下ろした時に握るのが基本。
●基本的に、指を閉じるか開くかの、2種類の形しかない。
●親指と人差し指(中指)の支点位置は固定されて動かない。

■利点
●手の平の触覚や筋感覚を頼りにできるため、とてもマスターしやすい。
●音量の小さいタップストロークなどに、とても適している。
●音符の間隔があいている(4分音符など)時に、タイミングをとりやすい。
●振り上げるスティックの高さ=パワーとなるため、本当はパワーがなくても、見た目的にはパワーのあるドラマーに感じさせる事が出来るかも?

■欠点
●ショットの反動を、スティックの支点位置と手首の2箇所だけで受け止めるため、長年の間に支点位置にはタコが出来やすく、手首は腱鞘炎になりやすい。
●明確な支点が存在するため、大きく振り上げると、スティックの力が前方向に流れてしまう。結果、速いスピードではパワーが極端に下がる。
●遠心力を利用しようとすればするほど、それと同じだけの求心力が支点位置に発生してしまう。そのため、支点位置を強く握らざるを得ず、摩擦熱によって指に水ぶくれ等のダメージをきたしやすい。
●常にスティックの剛性が高くなり、アクセント以外で音色変化がなく、遠近感に乏しい平坦な演奏になってしまいがち。
●フロアタム等、張力の弱い楽器でのダブルストローク等でタッチがつぶれたり、極端にパワーが落ちる。

■STEP4 完全脱力や効果的な手の使い方のための予備知識

 次に、スティックを持つ前に自分の手の構造について再確認しておきましょう。(以前の一言レッスンと内容が重複しますが、フリーグリップシステムを行う上で非常に大切な事ですので、もう一度しっかり把握してください)

 あなたの手には5本の指がありますね?では各指の長さはどこからどこまでですか?

 答えは「図1」です。

手がこの形の時 実はこうなってます
開いた手 開いた手の骨格
「手のひら」の中にある骨の長さに注目!

 いかがですか? おそらくあなたが考えていたよりもはるかに長くないですか? 実は「手」や「手のひら」は生活や文化的に存在するだけで、骨格的にはどこにも存在しないのです。「手首から先」にあるものは「指」だけです。

 指先の骨はもちろん、手のひらの中に隠されている骨も私達は動かすことができます。手首を曲げる、ということは「指の根元を曲げている」ということがおわかり頂けたでしょうか?

 次は手首を実際に動かしてみましょう。あなたの手首は上下左右や回転などあらゆる方向に動かせますね? しかしスティックを持つと「ドアのちょうつがい」みたいにしか動かせなくなる人が大勢います。

腕の筋肉

 手首をドアのちょうつがいのように何度も繰り返してムリヤリ動かすのは大変な苦労です。人体のしくみから見てもとても不自然です。

 だって手首を動かしているのは『らせん状にからみあった筋肉構造』なんですよ!(図2)。

 もしあなたの指や手首が「本当にちょうつがいみたいにしか動かなくなってしまったら…」と想像してみて下さい。とっても生活しづらいですよね?

関節がちょうつがい?

自然体の手

 今度は、テーブルの上などにリラックスした手を置いてみましょう。左の「画像A」のようになっていますね? これが自然体の手首の形です。

 次は右の「画像B」みたいに手首を外側に曲げたポジションにしてみましょう。そしてその形のまま手首を動かしてみてください。

 どうでしょうか? すごく不自然ですよね!? (国内のセミナー記事では「自然な形で…」とは言っているものの、なぜかスティックを持った瞬間にこの形になっています)

不自然な手

 この形をとってしまうだけで筋肉に緊張が走り、脱力をする事は出来ません。もちろん、脱力が大前提となるフリーグリップシステムを行う事は絶対不可能です。

自然体の手 自然体のアメリカングリップ 自然体のジャーマングリップ
自然体の手 自然体グリップA 自然体グリップG

不自然な手 日本的アメリカングリップ 日本的ジャーマングリップ
不自然な手 不自然グリップA 不自然グリップG

 自然な形でスティックを持つという本当の意味は「手の形に合わせてスティックを持つ」ということではないでしょうか?

 よくよく考えると当たり前の事なのですが、「ドラムを叩く」「スティックを持つ」と思った瞬間に、不自然な形をとる(とってしまう)ドラマーが非常に多いようです。
(国内のセミナー記事や教則本等で紹介されているグリップには、不自然な形を教えているものが、とても多く出まわっている影響かもしれませんね(T-T))

■STEP5 まとめ

 いかがでしたか? 今回は超一流ドラマー達と同じグリップをマスターする上での最初のステップとも言えるフリーグリップシステムについて解説しましたが、最後に、なぜK's MUISCがフリーグリップをここまで推奨するかという、その重要な理由について書きましょう。

 ここでは、自分に正直に問いただしてみて下さい。

 メチャクチャ速いフレーズや、長時間のフルパワーが続くとき、楽に出来ていますか? 本当は「ちょっと苦しい」「ちょっとツライ」と感じているのではないですか?

 そのとき、なぜ、苦しいのか、ツライと感じるのか、その理由について考えた事はありますか?

最も簡単に小学校の「理科」で考えてみましょう。

日本的グリップと奏法では、スティックの先端に、まず遠心力をかけます。

すると、スティックを持っている支点部分に、
遠心力と同等のエネルギーの「求心力」が必要となります。
(「求心力」が無ければスティックは前方に飛んで行ってしまいます)

そこで、支点部分に指で圧力をかけて求心力を発生させます。

圧力をかけてスティックを振ることで、支点部分の皮膚に摩擦熱が発生します。
その熱量は遠心力のエネルギーに比例し、強く叩けば叩くほど熱量は高くなり、
低温やけどのような状態になって、皮膚に水泡をおこす事もあります。
(小さい頃鉄棒で遊んで手の皮が剥けた事がありませんか?それと同じです)

摩擦によって発生した熱エネルギーが、スティックにかかる遠心力に対し、ブレーキの
役割をしてしまう
為、手首や腕を使ってさらに大きな遠心力をかける必要にせまられます。

最初に戻る(悪循環)

 本来なら、エネルギーは、すべてドラムを鳴らすために使われるべきなのですが、日本的奏法では、そのエネルギーの大部分が、自分自身の身体に反動として返って来てしまうのです。

 よくよく考えてみれば、スティックはとても軽いものです。片方のスティックで携帯電話の約半分という軽さです。その、軽い軽い棒切れを動かすために、やれ手首のスナップだの、筋肉を鍛えろだのと言うのは、おかしな話だと思いませんか?

つまり、貴方がスピードフレーズやフルパワー演奏で大なり小なり苦しく感じてしまうのは、
自分自身が作り出してしまった慣性モーメントのエネルギーを
自分自身で受け止めなければならないために、苦しく感じているのですよ!

 せっかく発生したエネルギーを、音楽演奏のためには利用できないばかりか、貴方は「自分自身が作り出してしまったエネルギーによって苦しんでいる」という事なのです。

 それに対して、超一流ドラマー達が実演奏で使っている「フリーグリップ」は、慣性力までをも味方にして演奏するという、身体にとっての究極の「省エネ奏法」なのです。

 では最後に、日本的グリップとフリーグリップシステムのパワーの差を動画でご覧下さい。

 ボルトがガタつく寸前にチューニングされた、超ローピッチなフロアタムでの実演です。

動画:日本的グリップと
フリーグリップのパワーの差

実演:小野瀬健資

 いかがですか? フリーグリップシステムを使えば、通常ではあり得ないほどのローピッチのフロアタムでも大音圧で演奏することも可能なのです。

 さて、超一流ドラマー達のグリップの「基本」は、意外な(!)所にありませんでしたか?

 今回はフリーグリップシステムの初歩の説明にとどまりますが、支点移動を繰り返すわけですから、多種多様な応用グリップが存在します。(今回の動画も多少応用を効かせています)応用グリップに関しては、今後のドラミングアドバイスで詳しく説明していこうと思います。(繰り返しになりますが、グリップといえども身体の仕組みと切り離して考える事は出来ません)