デイヴ・ウェックルをはじめ、スティーヴ・スミスやニール・パートが現在でもフレディ・グルーバー氏に師事し、ドラミングにおける身体の動かし方のレッスンを受けていることは有名な話です。しかし彼らのような名高いドラマー達がなぜいまだにレッスンなど受けなくてはならないのかと不思議に感じている方も大勢おられるでしょう。 一流のスポーツ選手は「理にかなった動き」を必ずしているものです。音楽とスポーツではその目的こそ異なりますが一流の人は一流の人達だけに存在する「ある独特な身体動作」(主に背骨や肩甲骨や横隔膜などの動き)を必ず体得している点で共通しています。 スティーヴ・スミスの話によると、フレディ・グルーバー氏は「人間の身体動作とそのメカニズムについての知識」にすぐれ、現在はその理論をゴルフなどのスポーツ分野にも転用しているとのことです。 (しかしドラミングにおいての原理的な「たねあかし」は簡単にはしてくれないそうですが…)
ところで海外では一流の演奏家だけに共通する「独特な自然体」に注目し、音楽表現をより高いものにするための身体活用を目指した「アレクサンダー・テクニーク」という大変すぐれたメソッドが、すでに50年以上も前に確立され、実践もされていることを皆さんはご存知でしょうか? アレクサンダー・テクニークは主に海外に多くの指導者がおり、オハイオ州立大学音楽部やジュリアード音大他、各地で多くの実績をあげています。 そこで今回はアレクサンダー・テクニークに関する書籍とホームページをご紹介致しますので是非一度文献等お読みになってみてはいかがでしょうか。 ドラマーだけでなく、全ての演奏家にとって豊かな音楽表現を具現化する非常に有効な手段となるでしょう。(アレクサンダー・テクニークはドラム人間科学と共通した理論を保有しています)
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